先日、le mumオリジナルベッドカバーリングの縫製をお願いしている縫製所さんへ
新商品の試作や現行品のチェックにお邪魔してきました。
le mumの東京事務所から遠く離れた岐阜県の縫製所さんへお願いしています。
日本の寝具生産現場の多くは海外へ移っていて、日本での生産は人材不足や生産コスト面で
かつてより減っていると、現場で話してくださいました。
le mumの製品を立ち上げる際も、生産先を探すのにかなり苦労してやっとのおもいで生産にこぎつけました。
縫製といっても、それぞれ縫製所さんによって得意分野があり、寝具にいたっては生地幅が大きいだけに
特殊な分野なので、現在国内で寝具専門の縫製所さんを探すのは簡単ではありません。
この先、日本の縫製産業やものづくりはどうなってしまうのだろうと不安さえ感じます。
そんな厳しい状況のなか、大手メーカーさんから比較にならないほどかなり少量発注数量なのに
le mumの生産を受けてくださっているので本当に助かっています。
縫製所を探す際に、一番ネックになったのは、なによりDrawersシリーズの特徴でもあるフリルの縫製。
縫製所へ何件もコンタクトとる中、ギャザーはできないけどヒダだったらできるとか、手間がかかってコストが合わない、
できる人材がいないなどいろんな理由でお断りされました。
現在お願いしている縫製所さんでも、フリルの練習をかなりしたいただいたようです。
↓ 練習の成果!かわいいので何かに使いたい...と企んでいます。
そして、こちらは新商品の試作品です。
ふんわりフリルが出来上がっています。
作業工程ごとにきっちり整理整頓された作業場です。
経験豊富なスタッフさんが丁寧に縫ってくださっています。
le mumの商品はこうしてつくられています。
お部屋の面積を広く占めるベッド、大きな模様替えをしなくてもベッドのカバーリングを変えるだけでお部屋の印象が大きく変わります。
少しこだわりアイテムとして空間に取り入れてもらえたらうれしいです。
DrawersピロケースSは、ご好評につきただいま欠品中です。
7月下旬入荷までしばらくお待ち下さい。
新商品も8月以降入荷予定です!
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